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「手の物語通信」第40号をお届けします。
「手の物語通信」は隔週で、火曜日の午前7時に
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今回は、以前お伺いした長野県飯田市在住の萩元さんのお宅を再度取材。設計者である新井建築工房+設計同人NEXTの新井優さんを交え、お話を伺ってきました。
前回の取材は冬が始まった12月中旬。それから寒さもピークとなる1月〜2月の「びおsolar」を取材したい。そんな思いでお施主様である萩元さんを訪ねました。
長野県飯田市は、日照は良いものの氷点下の朝が続いています。当日の朝は-3℃。風も少し強く、外は日が出てもずいぶん冷えてます。
設計者の新井優さん(以下:新井さん)は、以前より空気集熱式ソーラーを積極的に使用されており、経験値は並々ならないものがあります。その新井さんの琴線に触れた「びおsolar」は、心地よさだけでなく、薪ストーブという個性の高いツールにも絶妙にマッチするものでした。薪ストーブのユーザーでもある萩元ご夫妻に、「びおsolar」がある冬の生活をシンプルに聞いてみました。

 
 前の家との違い。真冬でも丁度よい目覚め。     
手の物語スタッフ:
飯田市は寒い日が続いていますね。特に朝は室温も下がっている頃だと思いますが、寒さを感じることはありますか? 


奥様:
今の時期でも、朝の室温は暖房を入れなくても大体14℃ほどですね。(寒さに)抵抗なく起きれるくらい。

手の物語スタッフ:
前の家はどうでしたか?


奥様:
前の家は寒かったです!同じ朝でも息が白くなるくらい…。冬は寒くて、夏は暑かった。

ご主人:
当時はアパートの一階に住んでたんですけど、今思えば、あそこはちゃんと断熱されてなかったんだろうなあ、と。

新井さん:
うん。飯田市は4地域で、UA値の基準が0.75(W/㎡K)。この家のUA値は0.48(W/㎡K)だったので、数字的にもなかなかの結果になりました。

奥様:
寝る時にも違いを感じましたね。以前は寝床をかなり厚くして電気毛布を敷いていたのに寒かった…。今は布団一枚だけでも全然寝られるんです。凄いことですよね。息も白くならないし…。薪ストーブの熱もさすがに寝室までは届かないから、この暖かさは「びおsolar」の効果なのかなと思います。
 床下蓄熱で室内温度をマネジメント。      
 新井さんの「肌感覚の生活提案」。       
手の物語スタッフ:
「びおsolar」を入れることになったきっかけを教えてください。


新井さん:
打合せで空気集熱式ソーラーの話を出したんですが、薪ストーブとの組み合わせを考えると、コスト的に「びおsolar」がちょうど良かったんですよ。

ご主人:
打合せ前から『冬の暖房は薪ストーブが良いよね』という思いがありました。夏はエアコンに頼る時があるとしても、季節の中間をうまくマネジメントしてくれるものが欲しい…。空気集熱式ソーラーならその役目を果たしてくれるのでは、という話を新井さんとしていました。

手の物語スタッフ:
「びおsolar」には太陽熱を床下蓄熱することで、朝と夜の極端な温度差を緩和する効果がありますからね。


新井さん:
夜になれば外気温も落ちてくる。それを肌で感じるようになったら暖房すれば良い…。室内環境の数字を視認したり自動制御できる設備も確かに便利だけれど、住む人にとっての一番のセンサーって各々の肌感覚なんですよ。薪ストーブを焚くひと手間を面倒くさがる人もいますが、自分としては住まい手自身の感覚や気づきの部分を大切にした方が、生活にメリハリを感じるんじゃないのかなあ、って…。
「びおsolar」で薪ストーブを活かす。      
 双方の意外な相性。              
手の物語スタッフ:
萩元さんは薪ストーブのユーザーでもありますが、この真冬に実際どのくらい使われていますか? 一日の生活サイクルを教えてください。


ご主人:
起床はいつも6時半くらい。7時45分ごろに勤めに出ますが、朝に暖房することはほとんどありません。薪ストーブを焚くのは晩ご飯を食べ終えてからだから、大体19時半くらいからですね。

奥様:
家の温度計はいつも気にしてますけど、18時頃に帰ってから見ると家の中は大体20℃くらいです。

新井さん:
「びおsolar」だけで?
奥様:
そうです。床や北側の洗面室も冷えた感じはしないですね。

新井さん:
お休みの日はどうしてますか? 

奥様:
朝に一度薪ストーブに火を入れて、午前10時くらいで熾火にしますね。そのまま夜になって「少し寒くなってきたかな?」と思ったらまた火を点けます。

手の物語スタッフ:
冬になってから今まで、使った薪の量はどのくらいですか? 


奥様:
ウチは業者さんから買っていて、頼めば軽トラ一杯分の薪を持ってきてくれます。先日頼んだ分で2回目ですね。

手の物語スタッフ:
軽トラ一杯なら300kgくらいの薪ですね。メイン暖房が薪ストーブのみだと地域によっては1シーズンに3tくらいの薪を使うというので、現時点のペースでいえば少ない方ですね。


新井さん:
エアコンは使ったりする? 

ご主人:
先日、外気が-5℃の時があったんですが、その日は薪が切れてたんですよ(笑)。その時くらいだったかな? でも暖房を入れる前でも室温は10℃を切ってなかったですね。

新井さん:
「びおsolar」には室温の底上げ効果があるんですよ。薪ストーブだけで室内全体を暖めるにはかなりの薪が要ります。そう考えると暖房が薪ストーブだけ、というのは正直、少しキツいと思う。長野県はせっかく日射が多い場所なんだから、その環境は活かしたいですね。

ご主人:
そう。雨や曇りが続くと薪ストーブの暖まり方にも差はありますね。やはりベースとして「びおsolar」があるというのは、良いと感じています。
今回はここまで。
「びおsolar」を導入した「お客様の声」第二弾、いかがでしたでしょうか?
厳冬期での「びおsolar」による室温の底上げが、薪ストーブの燃焼効果にも繋がるお話は、私達にとっても嬉しい限りでした。
インタビューにはまだ続きがあります。その内容は第一弾の内容も含め、近日〈手の物語webサイト〉にて公開の予定です。
萩元さんご夫妻がとても気に入られているお住まいの打合せ話や、家造りにかける新井さんの信念などをお伝えします。
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【編集後記】
2/27・28日と浜松にて催された「町工総会」が大盛況のうちに終わりました。お題である「定番」については登壇いただいた各工務店の取り組みに熱い反響も多く頂きました。 「新たな視点で業務を捉える機会になった」、「自社のアイテム整理から定番を見出せるかも。参考になった」、「秋山東一氏がチャーミング♪」などなど…。 町工スタッフとしても、「地域の工務店さん」の展望に応えるため、頑張っていきます。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
小池拓志
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